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花育(はないく)とは、花や緑に親しみ、育てる機会をとおして、やさしさや美しさを感じる気持ちを育むことをいいます。(全国花育活動推進協議会より) 「食育(しょくいく)」などに続き、教育的な要素も盛り込まれ、花を教材として、こども達の感性を伸ばし、命ある花の尊さなども学ぶ活動です。 植物による多様な機能にも着目し、教育現場や地域振興、イベントなどで、様々な実施形態の活動が、体験が全国的に広がりを見せています。
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冬は、一面の深い雪に覆われるこの地域。雪解けと共に春から秋、田畑は稲とりんどうの栽培風景が広がり色づいていきます。市内の慣れ親しんだ故郷の風景。地元の小学校の授業では、りんどう栽培の体験やフィールドワークの授業が実施されています。県の特産の花であるりんどうを通して、花のみならず、郷土愛や、家族や親戚、地域の知人の仕事ぶりをより深く理解する機会にも繋がる花育活動です。
生産者から直接、花を栽培すること、出荷していく過程を見聞きし、プロの仕事ぶりに触れる貴重な経験です。実際に、りんどうを採花する体験も行います。
【1】まずは、しっかりと生産者の方からりんどうのお話を聞きます。
【2】一面に広がるりんどう畑。
【3】りんどうの採花作業は、ハサミではなく、手で折っていきます。
【4】一人5本づつ、自由に畑に入って収穫時期の花を見つけて収穫。
【5】一生懸命に小さな手で折りながら収穫作業を体験します。
【6】こども達の背よりも高く成長するりんどうの花。
【7】畑から移動して、出荷準備のための作業場へ。
【8】採花された花を、長さや等級ごとに選別する作業を見学。
【9】作業行程の説明を受け、プロの仕事現場を真剣にレポート。後日授業で発表を行います。